即日効果が実感できる鳩対策3 -知られざる鳩公害の実態

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|1|よく寄せられる質問 その1
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 Q)ベランダに鳩が住みついて困っています。
   どうしたらいいでしょうか?

 A)卵を産んでいない段階であれば、まだ大丈夫かもしれません。
   マメに追い払うようにしましょう。

   卵を産んでしまった場合は、『野生の鳥や獣を捕獲してはいけません』
   という、鳥獣保護法という法律があります。
  
   そのため、一度孵ってしまった雛を捕獲し、処分することはできません。
   その雛が成長し、飛び立つまでのしばらくの間はじっと我慢です。

   飛び立った後に、すばやく隙間なくネットを貼る事をお薦めします。
   ちなみに、孵化するまでに18日間。40~50日間で巣立ちます。
  
 ネットの張り方のご注意ですが、鳩は4cmの隙間があれば侵入して
   きますし、4cmの巾があれば停まってしまいます。隙間なく、
   巾を残すことなく、しっかりと貼ってください。お隣との堺の非難壁の
   上下左右もしっかり対策してください。

   孵化場所への執着性が強いので、一気に仕上げてください。

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|2|口コミで広がった本物の鳩対策 その3
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 そんな時、気仙沼の親戚に聞いた話で、かすみ網よりも目立たない「魚網」
 があることを知りました。石川県にある魚網の業者に連絡をとり、
 鳩対策用に加工をしてもらいました。

 ネットの元の状態は透明です。一見、透明や白の網だと日差しを通して解決
 しそうですが、逆にギラギラと反射してダメなんです。
 そこで、ネットを張っていることが目立たない色を研究した結果グレーに
 染めて解決しました。それによって、いかにもネットを張っている見た目の
 印象と、部屋への日差しも解決しました。

 また、そのネットの素材がテトロンというやわらかいもののため、
 デコボコ部分やコーナーなど工事がしやすくなりました。

 初めて鳩対策を手がけたこの件により、様々なことを勉強できました。
 ・鳩を侵入させないためには目相の大きさが重要
 ・ネットを張っていることを目立たせなくするために、ネットの色が大事
 ・素材のやわらかさが必要

 など、単純にネットを貼ればいいという訳ではないということです。
 鳩対策の専門業者がいない時代に、鳩だけ来ないようにするのではなく、
 住んでいる人の気持ちを考えることができたため、もっといいネットが
 ないか追求することができました。

 マンションオーナーの協力もあり、この最初の案件でいろいろと試せた結果、
 鳩対策に自信を持つことができました。
 ここで得たノウハウから、早速鳩対策のチラシをまいたところ大反響を
 呼び、さらに様々な経験を積むことができました。

 そんなときに、更なる転機を迎えることになりました。

 それは、もうネットは用意しているから、それを使って工事をしてほしい
 という案件でした。最初これを聞いたときには「うちの自慢の方法がある
 から、用意したネットは使えないだろうな」という気持ちでした。
 そこで、現場についてそのネットを渡してもらうと、今まで扱ってきた
 ネットよりも総合的な面ですぐれたものだったのです。

 正直驚きました。そのネットは今現在も使用し、
材質はポリプロピレン製のネットです。